季節外れですが(^_^;)やっと取りかかれた味噌つくり!
毎年三月の誕生日に仕込むんだけどバタバタしてまして(^_^;)
GWあけ、やる氣になって準備していたのに魔女蹴りくらって、ギックリ首…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
それからずーっと、イイ子で眠っていてくれた、井上糀店さんの麦麹と玄米麹ちゃん。
お待たせ!出番だぜーW(`0`)W
6月仕込み~!!
大豆はなまら十勝野さん↓の堀井農場さんのトヨハルカ。毎年感謝です。
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仕込み開始
①豆を浸水
仕込みは前日から開始。
豆を優しく洗って、たっぷり浸水させます。
浸水15時間経過↓
②豆を煮る
沸騰するとプクプク浮いてくるのは・・・アク!
煮汁量は一定に保ち、灰汁取り
メレンゲじゃなくて、あーーくーー。
ぷっくり煮上がった、マーメー。つまみ食いが止まらない(๑˃̵ᴗ˂̵)
今回は沸騰させてアクを取った後に、圧力鍋で弱火。高圧15分。火を止め圧が抜けるまで放置…。
圧力鍋容量が足りず三回にわけ煮ました。さめると潰しにくいので、温かい煮汁ごと別の鍋に移します。
③塩切り
煮豆の水切りしている間に、糀を用意!塩きり作業に入ります。
豆と麹のセットはこちら
④豆をつぶす
粗目、細かめはお好みで。
⑤豆と塩切麹を合体!!
豆を潰したら、塩きりした糀とを合わせます。煮汁を加え硬さを調整。
⑥味噌団子を作る
ハンバーグを作るときの空氣抜きと同じ。
⑦容器に入れる
的が小さいけど(^_^;)味噌団子を投げつけ空氣をしっかりぬきます。
⑧仕上げ
仕上げにカビ除けとして、塩ふり&アルコール消毒をして閉じます。重石を乗せて涼しい場所に置いて終了!
本来、カビ菌などが少ない寒仕込みが良いとされています。
季節外れなので、どんなことになるかちと恐怖。発酵は早いでしょうね。
手作りは、市販の味噌が買えないくらい…その美味しさにハマります。
塩分も糀も調整可能だし。最近市販されている発酵食品は、発酵していないものもあるとか…(¬_¬)
天下取りの勝者の秘訣は…健康!
徳川家康の養生法として八丁味噌が欠かせなかったらしいです。
「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」とあらわされますが、
その時を待つには、とにかくライバルたちより長生きすること!!。
夢をかなえるにも、やはり健康第一。
ストイックに実践した人らしいです。
お抱え主治医も信用ならず、自ら医学や本草学を研究したかなりの健康オタクだったようですよ。
そんな天下取りの礎が故郷の発酵食品だったなんて…。
仕込みの違い
八丁味噌は豆味噌。一般の味噌とは仕込み法が違うそうです。
一般の味噌はだいたい半年位で熟成を終え、食卓にあがりますが、
八丁味噌はその4倍も熟成させるので有効成分は医薬品レベルだとか。
また、味噌の濃~い褐色色素は、強力な抗酸化作用をもつらしいのです!!!
熟成させるって重要なんですね。
八丁味噌以外でも熟成度が2年以上ある味噌の方が効果があるそうなので、ゆっくり熟成させようと思います。
これは天然サプリだね〜♪
自家製の醍醐味
やはり自分で作ったものは、工程も把握しているし安心ですよね。
愛着もわきます。
しかも、みんなで作ると楽しいですし、絆も深まりそうですよね(^ν^)
それと大切なのは、手の感覚を養えることだと思います。
子供の頃の泥団子作りのように、手をつかうことは感覚を冴えさせます。
潰したり混ぜることも作業療法には欠かせないリハビリ。
治療のそもそもは手当てから…
ツボもたくさんあるし素手なら尚良いですね。
お手ての氣…何より自分を感じるセラピーとなると思います(*’▽’*)
2か月後
お灸じゃないですよ!
麦味噌です(^ν^)
さすが6月仕込み!熟成が早いですね。容器を開けると白カビが多くてちょっとビックリ(´⊙ω⊙`)
目立つところだけ取り除き、容器を変えて冷蔵庫に移しました。
早速、もろきゅう!で味見してっと、夕食には味噌汁に変身。
故郷の信州味噌は米糀使用。
麦味噌をいただいたことがなかったのですが、九州で食し、そのサラッと感にハマりました。
麦は涼性なので、温暖な地域には適していますね。猛暑の東京でも美味しく感じます(^ν^)
玄米味噌は麦味噌より時間がかかるそうなので、もう少しそっと寝かせておきます。
楽しみ〜(*´꒳`*)