暑中お見舞い申し上げます。
35℃をキープのうだる暑さ。。。(。-`ω-) 緑を観るとちょっとだけ涼しく感じますね。
近所の畑で発見~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
スーモの団体ではないですよん(笑)
こちらはホウキギ。別名ホウキ草。コキアとも言います。
成熟した果実が「トンブリ」です。
キャビアに似ていることから畑のキャビアとも呼ばれ、秋田名産品です。
枯らした枝木は名前の通り、掃除道具のホウキの材料。
この細い枝が箒になる…?!ちょっとイメージし難いですが、しなやかな枝木を見ると納得できます。
私はトンブリをまったく食べたことがなかったのですが、薬膳を学んでから手に取るようになりました。
スーパーの野菜コーナーで真空パックになっているものを時々みかけますが、
秋田では江戸時代あたりから食べられていたそうです。食料難の対策で栽培が広まったとか。
トンブリとは?
出典:blog.goo.ne.jp
- アカザ科ホウキギの成熟果実
- 原産はヨーロッパ、アジア
- トンブリの旬は10~11月ごろ。秋の秋田郷土料理には欠かせない。
- ホウキギの実は9~10月に収穫してトンブリに加工。葉が黄色なると実が熟した合図。
- 収穫した果実を脱穀→天日干し(乾燥)→茹で上げ→1日浸水→手で揉むだけで外皮が簡単に剥がれる。手際よく何度かこの作業を繰り返すことでプチプチ感と弾力を生み出す。
- 秋になると紅葉で紅色になり観賞用でも楽しめる。
- 果実は漢方薬の生薬(食薬)の地膚子(じふし)。(詳しくは下記)
我が家はブレンド茶に
最近、我が家で活躍しているのがこちら↓乾燥した外皮付きのトンブリです。
ブレンド茶にすることが多いのですが、生薬名が「地の膚(はだ)の子」と書くからか・・・?
ちょっと土臭いです(笑) 調合材料や量に氣を使います・・・(;^_^A
加工工程を知った今、これも煮て浸水したら外皮がとれるのか???興味津々(笑)
生薬名は地膚子(じふし)別名:掃箒子(そうそうし)
- アカザ科ホウキギの成熟果実。
- 分類:利水滲湿薬。
- 性味:苦/寒
- 帰経:膀胱
- 効能:清熱利水、止痒。
- 膀胱湿熱による、尿量減少、排尿痛、排尿困難に用いられる。
- 皮膚の湿疹や痒みに外用、内服ともに用いる。煎じ液を冷まし、患部を洗う 。
- 常用量1~10g
カラダにこもった余分な熱をさまし、尿の出を良くして余分な水分を排泄したり
発汗後の痒みや、皮膚にジュクジュクした水疱と炎症、痒みがあるものにも適しているようです。
おまるデビュー
事故直後、しばらくベッド上安静だったので恥ずかしながら・・・おまるデビューしちゃいました(;^ω^)
しかし排尿困難で1日2回くらいしか出ず、尿管に人口管をさすか否かの選択を迫られたので、
これも経験だろう!と思い (何故か、前向き…(;”∀”))
未知なる世界への挑戦を決心!!
しかし同室だったおばちゃんから、
管を抜き挿しする時の激痛とそれを繰り返したことで膀胱炎になった…との経験談を聞き
すっかり怯んだ私・・・(;一_一)
しかも膀胱炎が癖になって治療が大変だったとも聞かされました。
夫に相談したら、ここは敢えてやらなくていい経験では?と考え直して
自力排泄を決意!( `ー´)ノ
既に漢方と薬膳を学んでいたのでベッド上で何が出来るか?を考えました。
しかし、思考がおもった以上に働かず・・・(。-`ω-)浮かばない!!
そこで、ひねり出したのが
泌尿器系も損傷した頸髄も腎と関連。腎のはたらきは水分代謝と分布と納氣。
尿が出ない→腎氣不足だから・・・・
ちゃんと呼吸しよう!!にたどり着きました。(勉強不足で、理論的には説明できないけど・・・(;^_^))
その裏には、私、生きる!!という意志があったから。
カラダは勝手に?というか自然に治癒しようとしますが、そこには自らの意志が合致しているのか?は微妙ですよね。
誰もが死を恐れますが意識的に生きよう!としているのかは定かではありません。
私の心と身体と魂が怪我でチグハグになってしまったからこそ、
三位を一体とする接着剤として意志が必要だったのだと、今になって思います。
呼吸は筋トレをしているみたいで、直ぐにバテてちゃったけど
呼吸の安定は排尿コントロールにも精神面にも効果大だったかもしれません。
結果、人口管を入れずに済みましたよ~!!
そういえば、氣功の授業で命をつなぎとめられる呼吸法を教わったっけ。
意識的な呼吸は寝たきりでも出来る蘇生術とも言えますね。
そうそう、当時、発熱もあったのでトンブリが適していたと思われます。
初めて浮腫みも体感したし、辛かったけど貴重な経験でございました。
入手可能??
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日本列島、高温多湿が続きます。
スーパーの野菜コーナーあたりに真空パックになっているトンブリを見つけたら買ってみたください~。
旬ではないので難しいかもしれないけど、山芋と相性が良いようなので、山かけや納豆と合わせたり、酢の物などにも使えます。
来週のから突入する夏土用の期間。厳しい暑さを乗り切るためにもお役立てください~。
お読みいただいき有難うございました。