『イチゴ』と聞いて、何をイメージされますか?
イチゴ大福、いちご狩り、イチゴショート、木苺、甘酸っぱい、ビタミンC、美容。。。
たいして出てこない私です(笑)
イチゴ大福は和菓子屋さんでもすっかり定番になっていますね。
大福に果物を入れるなんて!(; ・`д・´)
異色な組み合わに敬遠してましたが、食べてみると餡子と甘酸っぱさが合うこと!
ほんと美味でございます~。
最近では大福よりもイチゴが特大。飛び出してるし。ビジュアル的にも地味な大福よりは目をひきますね。
イチゴ大福を考案した方、すごいわ!
初挑戦の薬膳和菓子↓イチゴ入り
薬膳の効能と「そだね~ジャパン」
甘酸っぱいイチゴは写真を見ているだけでも唾液が出てきます。
そうなんです!まさにこれが食材の効能の一つ。
程よい酸味が唾液の分泌を促進。体内の潤いを補えます。
発熱時、喉の痛みや渇き、空咳などを和らげたり、ストレスや月経前などでイライラや興奮状態の時に
体内に溜まった余分な熱を鎮め、ストレス解消にも役立ってくれます。
(寒性/甘、酸/肺胃肝/生津止渇、清肝熱除煩、利尿)
冬期オリンピック「そだね~ジャパン」の女子カーリング選手の休憩時、
イチゴをほおばる姿が映っていましたが、まさにそれ!!。
高ぶった神経を鎮め、潤い補給と疲れを和らげるアイテムだったのですね。
食べ過ぎは体を冷やします。
イチゴ狩りで欲張って食べた後に下痢しちゃうのはイチゴの繊維と胃腸の冷えが原因だったりします。。。
つい元をとりたくなるのよね。氣をつけましょう~(わ・た・し)
大きめのイチゴなら1日6個を3回に分けて食べるのが目安らしいのですが、
ただ、もともと冷え体質や胃腸が弱い方、水分代謝が低下し浮腫みがある方などは控えめにしましょう。
果物は糖度も高いので、その点も注意。なんでも食べ過ぎれば毒ですね。
イチゴはバラ科。原産地は南アメリカ、チリとされ、現在のイチゴは18世紀中ごろオランダの野生種とバージニアイチゴが交配してできた新種。19世紀オランダから日本に初めて伝わりオランダイチゴと名付けられた。明治以降、現在のように普及し栽培されたのは西ヨーロッパの良種を導入した明治以降のこと。(東方栄養新書より)
リンゴ殺人事件って歌がありましたね~。って古っい!世代がバレバレですが、イチゴにまつわる事件が色々ありまして(特に夫)ほんの一部をご紹介。どーでもいい話ですが、まぁちょっと聞いてやってください(^-^)
イチゴ事件其の壱。
新婚当時、都内の三階建てアパートの三階に住んでいました。
この部屋は珍?事件が多々あった部屋でして。。。
1LDKの狭い部屋だったので、ベランダに高さ150cmほどの物置を設置。
夏場は蝋燭がタラ~っと溶けてしまうほど陽当りが良かったので
物置の上に鉢植えを置いたり、小さなプランタで食材を育てていました。
ある時、イチゴの苗を植えて
毎日せっせと楽しそうに夫が水やりをしていました。話しかけたりして(笑)。
大事に~だいじに育てたイチゴは白花が咲きました。
やがて一つだけ実を結び、赤くなるのを心待ちにしていた夫。
時々、他からの視線を薄っすら感じていたようです。
謎の黒影
ある日、室内からサッシのすりガラス越しに黒影がチラつきました。
すかさず夫が、サッシをそ~っと開け、それを思いっきり、ぶっ叩いたのです!!
ギャgaガ@r:@ーー! 一帯にに変な声が響き
その黒影は脳震とうを起こしたようにヨロケながらも逃げていき、
向かいの電線で鳴き叫んで文句を言っているようす。
その黒影はカラス。
夫も負けじとカラス語?でガーガー言い返すこと数分。
奴は、毎日赤くなるイチゴを狙っていたのです!!。
結局、大事に大事に育てたイチゴは、カラスに食べられました( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
無念!
食べ物の恨みは恐ろしいといいますが(どっちの?)それから数日間、夫はそのカラスに着け狙われていまして
カラス語で言い合いが続いたのでした。(爆)
そこで夫がカラスと対話できる?と知ったのでした(笑)
その後の展開もあるらしい。。。本人に聞いてください~。↓
イチゴ事件其の二
子供の頃、野山を駆け回って遊んでいると田んぼの土手にある赤い実をよく目にしました。
空腹だったある学校帰り、その魅力的な赤さにそそられた私は、思わずパクリ。
(@_@。~~~うわ、うわ、不味っ!!
イメージと全く違う味に直ぐさま吐き出す始末(笑)。
私の中でイチゴと蛇イチゴはイコールだったのです。
赤い実→美味い!の定則は消えさりました。こうやって学んでいくのですね(。-`ω-)
蛇イチゴは食べても美味くないが毒性はない!と書いてあったので今さらながら安心しましたけどね。
今まで生きているから問題ないのですが(笑)
3/31のメッセージ「期待は人間関係を損なう」
人間関係ではないですが、私の期待は空しく終えたイチゴ事件。
太古の人たちは食料を求めて野山を歩き、こういった体験をたくさんしたことでしょう。
臭いをかいだり観察して口に入れてOK?NO?。
下痢や腹痛になったり、毒にあたって死にかけたり、死んでしまったり。。。
その繰り返しのお陰で、現在の食材や薬、毒として区別され活かされているのですよね~。
医薬の祖!神農さん
民のために食べ物と治療につかえるものを探す中、
多くて1日に70種の毒にあたりながら効能と毒の有無を調べ分類したという
伝説の皇帝「神農」さんを思い出しました。
今でも医薬の祖として崇められていますが、漢方や薬膳のお勉強には欠かせない中国医学の三大古典のひとつ
「神農本草経」という自然薬の解説をした薬物学書にまるわるエピソードです。
たくさんのいのちや礎があって今が在る。
「あなたは私をよろこばせる」ほんまや~ありがとう~。
今日もお付き合いありがとうございました。