薬膳よなよ

 

毎日を健康で生き生きと過ごせる知恵にしましょう。

よなよ式 ◆薬膳の実践ポイント~

自分を信じる! 自分を知る! 季節、環境を知る!食材を知る!

自分の体質を知り、その体質に合わせた食事をする

今の自分に何が必要か? 何が不必要なのか? 自分の体質を知ることで食事も変わります。

情報を鵜呑みにせず、自分に合わないと判断したら止める勇氣。

自分が感じている感覚は誰のものでもありません。あなたの真実です。

臨機応変な柔軟さも大切ですね。

 

季節、気候風土、場所、時間、体調に合わせ、融通性をもった食事をする

自然界の流れを感じ、日々の体調管理も重要です。

 

食材を知る!旬をいただく

「医食同源」「薬食同源」の考えから薬も食材も同時に発生し、薬と同じように体を治す効果があると考えられました。

食材にも性質、味があり、どこにはたらかせたいか?目的に沿って組合せや料理法で指示させます。

また、旬のものはその季節に必要なエネルギーや起こりうるトラブルを軽減してくれるはたらきがあり、季節を知ると食材の特徴を知ることに繋がりますね。

飲食を節制する。少しずつ時間をかけて継続するのがベスト

現代人には必要なキーワードと言える『節制』

食べ物がありふれ、ストレス社会。食べ過ぎや偏食などもバランスを崩します。

節制できない、自分の内面に抱える問題点を探ることが解決の早道かもしれません。

食事と心を内観する両面のアプローチが理想ですね。

全ては陰と陽の両面があり、例外もあります。何事もほどほどに。

 

アタリマエに隠された真意?!

 行き詰った時、躓いてしまった時、出来事に追われて渦中にいると、

どうしても点でしか見れなくなってしまいます。

そんな時に「木だけを観ずに、森も観なさい。。。」

「深呼吸して見渡してみなさい。。。」と諭しヒントを与えてくれる。

そんなおばあちゃんのように、優しくも厳しい言葉を投げかけてくれる教えがここにあります。

 

床に臥せった時、お空をみたり、お日様に照らされて、風を感じたり、

そっと携えてくれた草花に癒されることがありました。

心やカラダが疲れた時、海や山が恋しかったり、小鳥の囀りに微笑んでしまったり・・・

無意識に自然に触れようとするのは治癒力を養う本質がそこにあると知ってるからです。

 

​いのちをいただき、いのちをつなぎ、大宇宙の力をかりて、なぞらえて生きている。。。

その中に漢方や薬膳の土台となった東洋思想があります。

​古代中国で誕生し自然と密接に生きてきた先人たちの智慧、

宇宙観でもあり哲学でもある東洋思想の陰陽五行論。

三千年の長い歴史の中、友であり驚異でもあった大自然を観察することから始まり、

いかによりよく生きるのか?心身のバランスを整えるためにはどうしたらいいのか?を

問い続けた日々の発想から生まれた知恵は、現代に生きる私たちにも多くのヒントを与え、

時には喝を入れてくれる存在だと思います。

 

この自然哲学に出会い衝撃を受け、アタリマエのことなのに

たくさん目から鱗が落ちました。

そして学べば学ぶほどその奥深さにハマりもっと知りたくなりました。

実践場は日々の生活の中にあります。

 

個々にアタリマエは違うかもしれませんが、

アタリマエの中に隠された真意にちょっとでも氣づけたら、何かが変化するはず。。。

『薬膳よなよ』 日々の暮らしから皆様へ発信していきますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

 

自然界のバランスを表す陰陽論。

世界は五つのグルーブで表す五行論。

​そもそも人は自然界の一部であり、自然の変化とともに生きることが健康につながるという考えは、中国伝統医学の基であり、易や占い、氣功、風水、太極拳、鍼灸、中医学、漢方、薬膳、などにも使われるもっとも基礎的な理論です。

​それを起源に各諸国に広がり、日本には奈良時代に入り発展した医学を「漢方」といい、漢方薬だけではなく、薬膳や鍼灸、按摩、気功、運動や生活の仕方としての養生学も含んだ医学をさし、未病の段階で予防するセルフメディケーションの考えを重視しています。

​また「漢方」は和製語で江戸時代に入ってきたオランダ医学(西洋医学)を「蘭方」、それ以前の伝統医学を「漢方」と区別したのがはじまりといわれます。