カタクリ


 私が初めてカタクリの花を観たのは、ちょうど3年前の3月末で今ぐらいの時期。

退院して2か月ほど経ってリハビリの合間に家人が氣分転換にと連れていったくれた山間の公園でした。

以前からその近辺はよく通っていたのに、足を止めたのはお初!

 小高い山道を登って陽の差す林の下に咲いたカタクリの花を観るのは、杖歩行になったばかりの私にはちょっとハードルが高かったのですが、ゆっくりと一歩ずつ枯葉と土の感触を確かめながら、久々に大地の氣を感じた瞬間でした。

歩けなくなって、すごく発達?いうか敏感になったのは足裏でして(笑)院内は平らでよかったのですが、お外はトラップがたくさんあって、ちょっとした傾斜の変化に敏感でした。なにせ体幹を含め対応力がなかったので、とにかく歩行は恐る恐るでしたね。。。(^-^;

ぽかぽか陽氣と芽吹いた木々や春の香りに包まれてテンションMAX!!(笑) 弱く力の入らないバンビの足運びも、氣持ちも軽やかになったのを覚えています~♪

しかもカタクリは花がつくまでに8年ほどかかるとか(@ ̄□ ̄@;)!!。開花期間は2週間ほどだと知って、あの絶妙なタイミングを感じてみると、より一層感慨深くなりました(*’▽’)。

三寒四温の繰り返しで季節が安定するように、私の体調も同様で、心や体が痛むと無意識に大自然に触れたくなるのは元氣の源を知っているのでしょうね。

大地を踏みしめることができる喜び・・・。アタリマエを失って、アタリマエの有難みと幸せを、深く知りました。私の人生の在り方はここにあると思います(^^♪。

カタクリの花の思い出です~♪

おっと色々調べたのに、前置きが長くなりました!

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「カタクリ」といえば・・・思い出すのは片栗粉でしょうか。だけど、この花が片栗粉と関連しているなんて、あまりピンとこないですよね。私だけしらん?(^-^;

現在、市販の片栗粉の原料はじゃがいも芋デンプンですが、もともとはこの花の球根(鱗茎)が原料となっていたそうです。

カタクリはユリ科。10~20センチの背丈。花色は紅紫色、白色、黄色。

朝鮮半島からサハリンにかけ日本に分布する多年草。カタクリ属の近縁種は世界中にある。北海道から九州の山地に生え、地中5~10センチくらいの深さにある鱗茎は良質のデンプンが含まれるので昔は食用だった。薬用部位も鱗茎。日本は北に行くほど群生地が多いが現在では減少している。

今でも春の山菜の一つとして、葉と花はお浸しや酢の物、胡麻和え、または天ぷらでいただくそうですが、食べたことがある人が身近にいないのでお味はわかりません。

「北海道」と名付けたいう江戸時代の蝦夷探検家、松浦武四郎の旅記録にもアイヌ5つの食用植物の一つに山慈姑(さんじこ)とあり、カタクリのことをさしていることが記されているそうなので、北海道の方にはメジャーな食材なのでしょうか?

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3.24katakuri

◆片栗粉の作り方を調べてみました。

  1. カタクリの鱗茎を掘り採って外皮を除く。
  2. 砕く。さらにすり鉢で砕く。
  3. そこに水を加えて綿布で漉す(布に残った繊維は捨てる)。
  4. 白く濁った水を放置し、上澄みの水を数回かえる。
  5. 沈殿物を乾燥させて完成!

カタクリの鱗茎って小指ほどの大きさで、それくらいの大きさに成長するのにも長い年月がかかるとか(@ ̄□ ̄@;)!!。。。目が細~くなりますね。

いったい市販品一袋200g分は、どのくらいの鱗茎が必要なのか・・・。想像もつきませんが、じゃが芋デンプンで代用するのも納得できます。自生地も減少しているようなので、貴重なカタクリの花を発見しても採るのはやめた方が良さそうですね。

◆薬用と使い方 (薬用部位は鱗茎のデンプン質)

  1. 切り傷、オデキ、湿疹にデンプンを患部にふりかける。
  2. カゼや下痢、腹痛後や病気や病み上りで食事のない時に栄養補給に。カタクリデンプンに少量の水、砂糖を加え捏ね、熱湯を注ぎ、くず湯のように飲む。ゾクゾク寒氣のあるカゼの初期に生姜絞り汁やシナモンを加えて飲む。

ほんまもんの片栗粉は入手困難でしょうね。市販のじゃが芋デンプン片栗粉で2は活用できそうですね。

漢方薬局にはあるのかなぁ?山慈姑も疑問が残るので、ちょっと調べてみます。

今日も、お付き合いありがとうございました^^。

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