魂がふるえる味~野沢菜

オカンから届いた救援物資。

有難い~。

その中に野沢菜漬けが入っていた~(≧◇≦)私の大好物!

昨年、秋に漬けたものなので茶色でだいぶ古漬け状態。

しかもこの寒波で漬物も凍結していたらしい。

凍っている樽に手を突っ込む。。。想像しただけで手がかじかむ。

味は、酸味も塩氣もいい塩梅なのは凍結のお陰かもしれない。

秘めた力を最大限に活かせるように

そういえば。。。

祖母や年配者は、野沢菜や漬物のことを『御葉漬け』と呼んでいた。

八百万の神々の恩恵があって私たちは生かされていて

大自然へ敬意を払って『御』と付けているのではないか?と、ふとよぎった。

 

漢方生薬の中にも、そのものの薬効がそれ以上に発揮すると考えて

『茯苓⇒茯霊』や『霊芝』などと敬称を付けていると

「医心方」を学ぶ会で解説されていた。

『霊』に込められた意味?

『霊』に込められた意味は、

目に見えない奇しきなる力のことで

到底、人の力では及ばない大宇宙の力がそこにあるということ。

自然への敬意という精神は、和食の基ともいえます。

私たちの基盤として受け継がれているはずなのに、つい疎かになりがちです。

人間関係も同様で

互いの能力を高め合い、良りよい関係を築くためにも忘れちゃならないことだと

摘み食いしながら考えていました。

 

 

あぁ。。しかし美味い!美味すぎるぅ。しっ、沁みるぜぇ・・・野沢菜!!

味わいながら、ウルウルしてきた。おかぁ~さぁ~ん~!!

人生最後の食事に野沢菜を食べたいと思っている私。

魂がふるえる味です。

あなたのお袋の味は、何ですか?

スポンサーリンク