豆知識

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自分の健康は自分でつくる

セルフメディケーションの考えを重視。

最近では所得税の控除でもちいられたり、ワードを耳にするようになってきましたね。

漢方は、病にかかってからそれを退治しようとするのではなく、そうならないように予防することのほうが大切だと考える養生学でもあります。

中国伝統医学の古典には「上工治未病」(名医は未病を治す)という有名な言葉があるそうです。未病とは肩こりやニキビ、不眠、便秘、目の疲れ、冷えなど身体が出しているサインのことで、本当の名医はその段階で病を未然に防いでしまうものだという意味です。

「予防第一!!」

大自然のリズムにあわせて調和のとれた生活習慣へと改善しながら、医療を過信するのではなく、自分で自分の身体を上手に管理し、出来るだけ病氣にかからないように未然に防ぎ健康を保つことが、自分を守ることでもあります。

その為には、まず、何ができるのか?

自分の身体に耳を傾け、自分を知ることから始まります。

また、病氣として起きたサインを放置せず、そうなった原因を探りましょう。

食はからだをつくる=後天の気

私たちにとって「食」は生きるために必要不可欠なものですね。

食べ物は身体に必要な栄養分を作ってくれます。細胞一つ一つを作っているため、今の時点で不健康だとしても、「食」を変えることで少しずつ身体の構成要素をかえることは可能です。

また、その時期の旬のものを食べることで自然と一体化でき自然からエネルギーを得られる有難い恵みですね。

食べ物の力で生命を養う

自然の一部である私たち。自然が四季折々の変化を遂げるように、私たちの身体も日々変化しています。

その為、自分に合った食材が合わなくなることもありますが、その時は慌てず変化に合わせて食材を選びましょう。自分の身体が何を求めているかは、自分にしかわかりません。

どんな病氣でも、自分の一番の名医は自分自身です。治ることを信じて、楽しく美味しく食べることが回復の近道。身体は素直なので、その氣がエッセンスとして相乗効果にもなるでしょう。

「一物全体」という言葉があります。ひとつのものを丸ごと全て食べることの意です。

食材も命です。私たちの生命を養わせてくれている命に感謝して、美味しく頂くことも大切なことですね。

偏食と病

漢方では身体のバランスを重視し「食」が身体を作ると考えるため、食が偏ると全体のバランスが取れなくなり病氣が作られると考えます。

人それぞれ弱い場所に症状が出るため、自分の弱点を知ることによってフォローすることが可能です。

テレビなので、「やせる食材」や「健康になる食材」などと話題になると、特定の食材を過剰に摂取するといった傾向がみられます。

特定の食材だけを摂取することは身体が不均衡な状態になるので健康のためには良くないことも。

健康食品や食材も自分の体質に合わないことがあるので、情報をうのみにせず、自分の身体を観察しながら、全体のバランスを考えながら自分に合う食材を頂きましょう。

陰陽五行説

『陰陽論』と『五行説』という二つの理論から成り立っており、古代中国の人々の自然観、宇宙観のこと。人の身体も自然と一部と捉える東洋医学はこの『陰陽五行論』の概念が人体や心など自分が取りまく環境にあてはめられ、ベースの理論となりました。

陰陽論とは

漢方では、この世に存在するすべてのものは、陰と陽の二つに分けられるという考え方。

陰と陽はお互いに対立したり、助け合ったりしながら流動的にバランスをとって存在しています。もちろん食べ物にも陰陽があり、季節や体調に合わせてバランスを取りながら食材を取り入れていきましょう。

陰陽を表す対極図 

春から陽が(白い部分)が増え、夏至で最大/秋分から陰(黒い部分)が増え、冬至で最大となる

例えば・・・

五行説とは

五行とは、身体や食べ物を含めた万物は「木」「火」「土」「金」「水」の五つ要素で成り立っているという考え方。五つの要素はそれぞれ特徴があり、互いに影響し助け合ったり(相生)、抑制し合ったり(相克)してバランスを保っています。どこか一つ調子を崩すと他の四つ全てに影響を及ぼすため、身体全体のバランスを整えることを第一に考えます。

木が燃えると火が起こるので、木は火の母。火は木の子供関係にあたります。それと同時に火が燃えつきて土へと変化し、土の中から金が採れ、金の表面に水が生じ、水は木を育てることから、この二つの組み合わせは親子関係にあります。

人の臓腑も、肝・胆は木。心・小腸は火。脾・胃は土。肺・大腸は金・腎・膀胱は水と五行に分けられます。図のようにお互いが影響を与えながら機能しているため、特定の臓腑を強化しても全体のバランスが悪ければ、健康とは言えません。

食事も同じで、偏った食生活は身体に悪影響です。

また、五行説をもとに様々な切り口で臓腑や色、味、病理など自然界を幅広く関連づけて説明したものが

「五行色体表」↓です。 目安として臨機応変に活用しましょう。